振り替え休日の朝

さわやかな、振り替え休日の朝

ドイツでオペアして今思うこと

 

 

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ドイツで生活を夢見て、オペアで一年間滞在するという選択をしてその後そのままドイツに住み着いて数年。。未だにオペアをしていた頃のことをよく思い出します。

 

これまでは検索でこのブログがオペアファミリーや、その頃知り合った方々にバレて陰で色々言われるのが嫌であれが嫌だった、これが嫌だった(笑 等のことはなるべく書かないようにしていましたが、今頃になってとにかくデトックス!吐き出したい気持ちになってきた!!

 

もちろんファミリーには良くしてもらったことが多く、ファミリーから見て私にもっとこうしてほしかった!なども多くあったでしょう。

私は、オペアはあくまでドイツに滞在する手段で、日本語が分かるファミリーといることで色々ドイツの文化を内側から知ることができるもので、仕事として割り切ろうを初めから決めていました。なので時間になったら、なるべく「あ、じゃあ私はこれで・・」と自分の部屋に引っ込んでいました。

実際にこの心がけは、自分を守ってくれたと思っています。なぜなら、オペアはファミリーのため!子どもたちのため!と思えば深入りすることも出来るし、ファミリーからは有り難い存在となりますが、言い方を変えれば都合のいい存在ともなり得るからです。私はなるべくそうならないように努めていました。

 

もちろん子ども達へは自分なりに愛情を持って接し、叱って接していたつもりです。いまでも子どもたちはとても可愛かったし、今頃元気にしているだろうか、、と思います。

 

なんだろう。。だんだんと言い訳っぽくなってきた。笑 オペアファミリーへの言い訳。

 

ここからそろそろ、愚痴的な。。笑

 

 

  • 最寄りの駅で待っていて、迎えにきてもらい、初めて会って出会い頭言われたのが「なんでもっと早く連絡してくれなかったのーー?そうしたらもっと早く出れたのに」

今から考えるとオペア母の性格上、この言葉は優しさ?に取れなくもない(そうしたら私も待たなくて良かった的な)が当時は若干来てしまったことに後悔しました。笑 なぜならこっちはフライトで乗り継ぎ、はじめてのタクシー、はじめてドイツで電車乗るにもチケットの買い方どれに乗ればいいかなど分からず大苦戦。結果チケット無し乗車で車掌さんに咎められるも、外国人で初めてドイツに来たっぽいスーツケースやその他大荷物を抱えた私を不憫に思ったのか普通料金で乗せてくれた。からの最寄り駅に到着したものの公衆電話の使い方分からず他の人に聞く。その間インターネット回線無し!! ここまでの苦労は他人からは想像も出来ませんが、一言初めて外国から来た人に向けて言う言葉はもう少し労いや、歓迎の意味を含む言葉のほうが良いのではないでしょうか??

 

  • 私の休日に誘ってくる

これは一年の間で本当に数回だったのですが、(しかも相手はドイツの珍しい場所や文化を知るいい機会になると思ってさそってきてくれている。)確かに日本で経験出来ない行事などは行きたいよ!それほど負担にもならないよ!でも、私が行かないと成立しないような体制なのに、「もし来たかったら。。」って誘うのはズルい。。苦笑 子ども3人小さい。お父さん一人だけってどう考えても私も行ったほうがいいやつ。

つい意地悪にも、これって私が行かなくても行きますか?って聞いちゃったけどね。笑

 

  • 日本人の子供達と親が集まる会のお遊戯や、工作を毎月2回。(1回だっけ?)

途中辛くなって、オペア母にもうやりたくないと言いに言ったことがあります。けど、これはオペアを採用するときに契約内容に入っていた仕事だと言われてしまいました。たしかに、こんな日本人のグループがあって、できればやってもらいたいみたいなやりとりはあって、「楽しそうですね!やります」って返事をした覚えはあるんですけど、まさか契約に含まれていたとは。。

まずその会に当日何人の子どもが参加するのか大体の人数しか分からなかった。。。

その会の前に毎回新しい、日本らしい、季節を感じるお遊戯や工作の準備をする必要があったのですが、その準備は大抵オペアの仕事の後、夜に自分の部屋でやりました。毎日一時間ずつくらい一週間程度かけて。 もちろん手抜きをしたってよかったし、幼稚園の先生のように手遊びなども出来ませんでしたが、それは参加者には関係ないし、そんなこちらの背景を分かるはずもありません。私のお遊戯タイムや工作の時間が、日本の幼稚園と比べて劣っていることに不満を感じていた人もいたかもしれません。

私は数年中学校で美術教師の経験がありますが、学校での授業の場合授業内容を1つ決めれば、準備したものは単元の終わりまでずっと使うことができます。しかし、小さい子供向けで、毎回刹那的な工作、季節を感じるものとなると毎回テーマや内容が異なり、ゼロから構築しないといけなかったのでとても大変でした。美術の授業よりも。

 

もっと気楽にやればいい。自分のなかでも毎回言い聞かせていましたが、やはり私もやりたい内容でなければやりたくなかったんです。

 

私の後のオペアさんは少額ですがその会から貰える制度となったようです。

自分たちの子どものためや、お母さんの交流のために作った会なら、自分たちだけで回せる形にしてほしかった。すべてオペアや外部の先生へ丸投げでした。

オペア母からは、いつかこれがいい経験になるよと言われてなだめられていましたが、いい経験であったか判断するのは私です。

 

子どもたちはとても可愛く、準備がとても嫌だし緊張もしたけどやった後は清々しい気持ちにもなりました。

 

  • オペアを終えて引っ越しの日、そのことに一言も触れず車で送り届けられる。その後連絡は事務的連絡のみ。

 オペア期間がこれで終わる。。嬉しい気持ちもありましたが勿論今までお世話になったファミリー達に名残惜しい気持ちもありました。家を出る際にお金も頂きました。

しかし、たまたまその日にオペア父の友人達も乗り合いになって同じ車でワイワイ。私は近くの駅まで送り届けられていました。そんな中子どもたちとの別れが悲しくすすり泣く私に周りは一切触れることなく笑 駅へ降りたら元気でね、もし来たくなったらいつでも来てね!とあっさり別れたオペア父。 いいんです、あんまりしんみりするのも好きではないし、私が来たければ近くに住んでいるのでいつでも連絡して!というのは普通のこと。

ただその日を堺に一回もオペアファミリーの所へは行っていません。連絡は事務連絡が数回。

こちらは、また顔を出すこともあるかもしれない、でも今は新しいオペアさんが来ているから遠慮しておこう。子どもたちがせっかく懐いていく段階だしと考えていました。

まあ、言い換えれば、もし招待されたら行くかもと考えていました。笑 

そう、今の状況を考えるとお互いにわざわざまた会おうとは思わない。そういうことになりますね。笑

 

 

オペアを終えて、彼の家でゆっくりして一週間程度、、やっと心の底から安堵出来ました。もう他人と住まなくて良いんだと。

 

オペアを考えている人は、オペアは個室を与えられたとしても完全なプライベートは感じにくいと知ってほしい。勿論一言で言うとファミリーによります。

ワーホリなら、普通就労ビザでも付けないような仕事も経験出来たりもします。一年ただ語学学校に通うのもいいかもしれません。他の選択肢もあるよ、と言いたいです。

 

さて、やっと愚痴を吐き出せたので夢でオペア母を見る回数が減るかな?笑 いうてそんな頻繁には見ませんが、夢に出てくると気を使っている自分がいるのでできればもう見たくないです^^

 でも過去の写真を見ると楽しそうなんだよな。。記憶とは。。

 

以上最後まで読んでくださりありがとうございました!